田舎暮らしを後悔していませんか?|田舎に移住した10人に聞く!


「田舎暮らし」憧れますが、よいことばかりでもなさそうですよね。
 
仲のよい友達とも離れてしまうし、買い物も不便そう、娯楽もなさそうだし、地域にとけ込めるかどうか・・・
田舎暮らしを始めても、すぐに後悔することになってしまったら・・・という不安はどうしても残ると思います。
 
そこで今回は、田舎暮らしを始めた10人にインタビュー。
「移住を後悔する瞬間はあるか?」「都会に帰りたいと思うか?」を聞いてみました。
 
いざ移住、ということになればそれは人生の一大決心ですから、後悔しない決断をしたいですよね。
いまのうちに、先駆者の経験談からしっかり学んでおきましょう。
 
というわけで移住者のリアルボイス、じっくりご覧ください!!

「1年目の冬は本当に後悔しました」

田舎暮らし|移住者のリアルボイス|山本夫妻

山本敦史さん
移住元→先

大阪→ベルギー→岡山県美作市

移住した年月

2012年10月

移住したときの家族構成

山本敦史さん(28歳)、妻:侑香さん(28歳)

移住前のお仕事

ジュエリーデザイナー

移住後のお仕事

ジュエリーデザイナー、野菜の販売、製材所勤務、ブライダルプロデュース

移住を後悔する瞬間はありますか?

1年目の冬は、本当に後悔しました。
秋に移住したので地域に馴染む前に冬が来てしまって・・・仕事がなくてお金もないし、寒さも尋常じゃないし、本当にきつかった。
 
でもそれを乗り越えたら、もう後悔することはなくなりました。
1年目を乗り越える事が一番のハードルだと思います。
だから、これから移住される方には4月の移住をお勧めします。いきなり冬っていうのは厳しいですよ。
 
もう一つ。
都会に出た時に、適当な格好で街を歩けるようになってしまった自分に気づいた瞬間は「おれ田舎の人になっちゃったなー」って、少し後悔しました。笑

都会に帰りたいと思いますか?

都会に帰りたいと思う事はもうありません。
こちらに長く住みたいです。

「他にもいくつか拠点をもちたい」

田舎暮らし|移住者のリアルボイス|宇治ポートレート

宇治(山本)侑香さん
移住元→先

大阪→ベルギー→岡山県美作市

移住した年月

2012年10月

移住したときの家族構成

侑香さん(28歳)、夫:山本敦史さん(28歳)

移住前のお仕事

テキスタイルデザイナー(会社員)

移住後のお仕事

プロダクトデザイン(民芸新時代)、グラフィックデザイン、刺繍オーダー

移住を後悔する瞬間はありますか?

私の場合は地元の岡山(県北)に帰って来ているということもあって、後悔するということはありませんね。
 
後悔とまではいきませんが、時々映画館に映画を見に行きたくなることはあります。
今住んでいるところからだと車で2時間位いかないと映画館がないので・・

都会に帰りたいと思いますか?

思いません。
でも他にもいくつか拠点をもちたいなーとは思います。
日本のもっと暖かいところとかに。

「都会に住むメリットを見つけられない」

田舎暮らし|移住者のリアルボイス|鈴木家ポートレート

鈴木宏平さん・菜々子さん
移住元→先

東京→岡山県西粟倉村

移住年月

2011年8月

移住したときの家族構成

宏平さん(27歳)、妻:菜々子さん(27歳)、長男:日向くん(6歳)、次男:朔くん(11ヶ月)

移住前のお仕事

宏平さん:デザイナー、菜々子さん:主婦・パート

移住後のお仕事

宏平さん:デザイナー(nottuo)、菜々子さん:染織家(ソメヤスズキ

移住を後悔する瞬間はありますか?

後悔はありません。
ただ・・・引っ越したくなる事はあります。この家、寒いので。。
夕日が見える家がいいなあ。笑
 
こちらに移住してからは、以前よりずっと天気に気分が左右されるようになりました。不思議なんですけど。
きっと、日常の中で天気の占めるウェイトが圧倒的に大きいのだと思います。
 
だから家や地域を選ぶにあたって、日当りとかはよく見ておいた方がいいと思いますよ。

都会に帰りたいと思いますか?

(二人とも)
思いません!
 
(宏平さん)
でもたまに都会に遊びに行きたくなることはあります。田舎は人が少ないから、やっぱりちょっと寂しくなります。
だから、何も考えずにお酒を飲める仲間がいるっていうのが、すごく大事。むしろそれがなかったら田舎暮らしは無理かも。。
 
(菜々子さん)
田舎に住み続けると思います。
草木染めの仕事も始めたので、今となっては都会に住むメリットを見つけられません。
 
ただ、拠点をいくつか持つのは将来の夢ですね。
寒い季節は暖かい地域に・・・とか!!

「田舎の方が圧倒的に面白い」

DSC_4883

井筒耕平さん、木綿子さん
移住元→先

東京→岡山県備前市→岡山県美作市→岡山県西粟倉村

移住した年月

2011年8月(岡山県美作市への移住)

移住したときの家族構成

耕平さん(36歳)、妻:木綿子さん(27歳)

移住前のお仕事

自然エネルギー関連会社員

移住後のお仕事

耕平さん:自然エネルギー関連会社員→起業(村楽エナジー株式会社)、木綿子さん:夫婦ユニットmenpei

移住を後悔する瞬間はありますか?

(二人とも)
ないです。

都会に帰りたいと思いますか?

(木綿子さん)
いや田舎にずっと住みたいです。
たま~に子育てがしんどくなって実家に帰りたいと思うことはありますけど。
 
今となっては、都会に住んだら私たちの存在価値はどこにあるんだろうって思っちゃうくらいです。笑
 
(耕平さん)
いや、都会に住めないことはないと思うけど・・・
でも田舎の方が圧倒的に面白いから、こっちに住み続けたいです。

「食材の価格が高い」

田舎暮らし|移住者のリアルボイス|武中ポートレイト

武中今吹さん
移住元→先

東京都→岡山県美作市

移住した年月

2014年3月

移住したときの家族構成

今吹さん(26歳)、長男:太郎くん(6歳)、長女:いろはちゃん(3歳)

移住前のお仕事

エステティシャン

移住後のお仕事

農業

移住を後悔する瞬間はありますか?

食材の価格が高いとき。笑
東京では価格競争が激しいので、近所のスーパーの食材がすごく安くて助かっていたのですが、こちらはそれに比べると2倍、3倍もすることがあります。

都会に帰りたいと思いますか?

いや、移住したばかりなのでさすがにまだ帰りたいとは思いません。笑
このまま住み続けると思います。

「都会に帰りたいとは思わない」

田舎暮らし|移住者のリアルボイス|井上ポートレート

井上直美さん
移住元→先

山形県酒田市→岡山県美作市

移住した年月

2013年3月

移住したときの家族構成

直美さん(34歳)、長男(中学生)、長女(小学生)

移住前のお仕事

辻占い師

移住後のお仕事

辻占い師(inhome

移住を後悔する瞬間はありますか?

ありません。

都会に帰りたいと思いますか?

都会に帰りたいとは思わないです。たまに都会に行くと疲れてしまって、あまり長くいられないです。
 
でも、引っ越しはすると思います。
引っ越し大好きなので!

「田舎にも関わりながら、都会でもチャレンジしてみたい」

藤井 ポートレイト

藤井裕也さん
移住元→先

岡山県岡山市→岡山県美作市

移住した年月

2012年4月

移住したときの家族構成

独身

移住前のお仕事

大学院生

移住後のお仕事

地域おこし協力隊

移住を後悔する瞬間はありますか?

そうですね、若い人が少ないのはやっぱり寂しいです。
 
そもそも、近所をかわいい女子が歩いていないことがおかしい。笑
個人差があると思いますけど、テンションがあがらないことはありますよ、やっぱり。
 
あと、交通手段が車しかないので夜飲みに行けないのも、ちょっとつまらないところです。

都会に帰りたいと思いますか?

思います。いずれは。
 
田舎にも関わりながら、都会でもチャレンジしてみたいです。

「自分のファーストプレイスは田舎」

桑田 ポートレート

桑田聡志さん
移住元→先

広島県廿日市市→岡山県奈義町→岡山県美作市

移住した年月

2012年9月

移住したときの家族構成

独身

移住前のお仕事

会社員

移住後のお仕事

地域おこし協力隊

移住を後悔する瞬間はありますか?

田舎では情報の伝達がびっくりするくらい早いのに、伝わっている内容が不正確な事が多いんですよ。
その辺で、後悔まではいかないですが、ショックを受ける事はあります。
 
他には・・広島の実家に帰るのが遠いなあと思うくらいでしょうか。

都会に帰りたいと思いますか?

ノー!!
人と出会うとか新しい物を求める場所は都会ですけど、自分のファーストプレイスは田舎がいいなと思っています。

 


 

さて、「移住者のリアルボイス」いかがでしたか?
 
「後悔はない」「都会に帰ろうとは思わない」でほぼ満場一致ですが、やっぱりちょっと都会で暮らしていたあの頃が懐かしくなることがあるようですね。
印象的なのは、「時々都会に出る」とか「もう一カ所拠点を持つ」とか、田舎暮らしをとてもフレキシブルに捉えているところ。通信や交通が発達した現代ならではの、新しい田舎暮らしの形が見え隠れしているような気がします。
 
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能登 大次

山村クリエイティブディレクター 1974年生、仙台出身。2005年、妻とともにプロダクトデザイングループ「能登夫妻」を立ち上げ、企画から生産まですべて自分で行うセルフプロダクションのスタイルで活動。 2012年4月、中国山地の山村「梶並」へ電撃移住。美作市地域おこし協力隊の一員として農・林・移住促進事業・地域商品開発・地元高校の講師などなど東奔西走しながら、妻と小さな娘とおてんば犬との田舎暮らしを満喫中。 >この著者の記事一覧

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