都会と田舎を比較!|移住者10人が語る田舎と都会の最大の違い


都会から田舎へ。
新しいライフスタイルを求めて移住する人が増えています。
 
でも田舎に移住すると、その生活はどのように変わるのでしょうか?
都会の生活と田舎の生活では、どこが大きく違うのでしょうか?
 
環境も違うし、食べ物も違うし、人間関係も違うだろうし・・・
ある程度想像はつくものの、リアルなところは「移住してみないとわからない」ですよね。
 
そこで今回は、都会から田舎へ移住した若者10人にインタビュー。
都会と田舎を比較して、生活が具体的にどう違うのか、移住後のライフスタイルがどう変わったのか?を聞いてみました。
 
先達たちの様々な経験談を参考にすることで、なんとなく憧れていただけの「田舎暮らし」を、少しでも具体的に想像することができるようになるのではないでしょうか。
 
というわけで移住者のリアルボイス、じっくりご覧ください!!

「お金の価値について考えるようになりました」

田舎暮らし|移住者のリアルボイス|井上ポートレート

井上直美さん
移住元→先

山形県酒田市→岡山県美作市

移住した年月

2013年3月

移住したときの家族構成

直美さん(34歳)、長男(中学生)、長女(小学生)

移住前のお仕事

辻占い師

移住後のお仕事

辻占い師(inhome

田舎生活と都会生活で一番変わった部分は?

買い物にほぼ行かなくなりました。移住前は毎日買い物をしていましたから。
でもそのおかげで、お金の価値について考えるようになりました。
お金をかけないように生活しているというのもありますが、基本的にお金はあまりかからないです。
 
子育てに関して言えば、下の子が生徒数の少ない(全校生徒5名!)小学校に通っているのですが、それがすごくいいです。
誕生日に全校生徒と先生からプレゼントをもらえたりするんですよ、うれしくないですか?
ただ・・・移住前は週末に習い事をしていたのですが、こっちではそれがないので、週末はけっこう引きこもりがちです。。

「家から一歩出るだけで満天の星空」

田舎への移住を決意した理由は?|田舎移住者10人に聞く!|藤井裕也

藤井裕也さん
移住元→先

岡山県岡山市→岡山県美作市

移住した年月

2012年4月

移住したときの家族構成

独身

移住前のお仕事

大学院生

移住後のお仕事

地域おこし協力隊

田舎生活と都会生活で一番変わった部分は?

まず、圧倒的に食べ物がおいしくなったこと、買い物をあまりしなくなったこと、それと外食が減ったこと。都会では毎晩外食でしたから。
 
それ以外は・・・あまり変わらないかな。。
都会にいた頃からあちこちに行っていたし、田舎に来てからも都会と田舎を行ったり来たりしているので。
 
でも、家から一歩出るだけで満天の星空っていうのは気に入っています。
時々一人でふらっと外に出ると、あっという間に壮大な景色。
そういう時間が持てるようになったことは大きな変化だと思います。
 
そうそう、そういえばこっちに来てから圧倒的に体力がつきました。
かつてはもやしでしたからね。笑
筋肉もかなりつきましたよ。

「関わる人の多様性が増した」

田舎への移住を決意した理由は?|田舎移住者10人に聞く!|桑田聡志

桑田聡志さん
移住元→先

広島県廿日市市→岡山県奈義町→岡山県美作市

移住した年月

2012年9月

移住したときの家族構成

独身

移住前のお仕事

会社員

移住後のお仕事

地域おこし協力隊

田舎生活と都会生活で一番変わった部分は?

とにかくめちゃめちゃ車に乗りますね。
公共交通機関がないので。
東京で例えると、一日に東京-品川間を何往復することか。。
 
それから、田舎に来てからは生活のルーチンがなくなりました。
日々ライフスタイルが変わる。早起きの日もあれば、夜遅くまで働く事もある。
都会では会社勤めだったので、常にルーチンに従っていましたけど。
 
あと、お酒を飲む事がほぼなくなりました。
都会では会社帰りに飲む機会が多かったですけど、こっちでは車に乗るし、そもそも飲む場所がないし、一緒に飲む人も少ないし。。
 
でも一番大きな変化と言われると・・・関わる人の多様性が増した事かもしれません。
行政の人、NPOの人、地元のおじちゃん、高校生、小学生、などなど、ありとあらゆるタイプの方と接する機会ができました。
都会にいた頃は、会社の同僚とか同級生とか、交友関係が限られていましたから。
 

「週末にしたいことをして過ごせるようになりました」

田舎暮らし|移住者のリアルボイス|山本ポートレート

山本敦史さん
移住元→先

大阪→ベルギー→岡山県美作市

移住した年月

2012年10月

移住したときの家族構成

山本敦史さん(28歳)、妻:侑香さん(28歳)

移住前のお仕事

ジュエリーデザイナー

移住後のお仕事

ジュエリーデザイナー、野菜の販売、製材所勤務、ブライダルプロデュース

田舎生活と都会生活で一番変わった部分は?

やっぱりまず第一に食かな。
お金をかけずに本当においしいものを食べられるようになりました。
 
あと週末の過ごし方が結構変わりましたね。
大阪にいる頃は、とにかく難波でブラブラしたり買い出ししたりってことが多かったですが、こっちに来てからは、犬と過ごしたり洗車したりっていう「ザ・男の週末」(笑)みたいな日もあれば、ジュエリー関連の仕事が入る事もあるし・・・したいことをして過ごせるようになった気がします。

「普通に早寝早起きしています」

田舎暮らし|移住者のリアルボイス|山本夫妻

宇治(山本)侑香さん
移住元→先

大阪→ベルギー→岡山県美作市

移住した年月

2012年10月

移住したときの家族構成

侑香さん(28歳)、夫:山本敦史さん(28歳)

移住前のお仕事

テキスタイルデザイナー(会社員)

移住後のお仕事

プロダクトデザイン(民芸新時代)、グラフィックデザイン、刺繍オーダー

田舎生活と都会生活で一番変わった部分は?

起きる時間が変わりましたね。普通に早寝早起きしています。
だって夜する事がないですから。笑 遊びにいくところとか食べにいくところとか。もう9時すぎたら真っ暗で「シーン・・・」って。
 
あと私は、こっちに来てから週末がなくなりました。
曜日に関わらず、週末もけっこう仕事してることが多いです。いろんな仕事をやっているので。

「東京で当たり前だったことが田舎では・・・」

田舎暮らし|移住者のリアルボイス|武中ポートレイト

武中今吹さん
移住元→先

東京都→岡山県美作市

移住した年月

2014年3月

移住したときの家族構成

今吹さん(26歳)、長男:太郎くん(6歳)、長女:いろはちゃん(3歳)

移住前のお仕事

エステティシャン

移住後のお仕事

農業

田舎生活と都会生活で一番変わった部分は?

田舎はやっぱり・・・不便ですね。でもそれはそれで楽しんでいますけど。
節約レシピを考えたり、なかったらないで冷蔵庫の中の物でなんとかしたり、そういうのが逆に面白かったりします。
 
子育ては、ちょっと大変な事が多いですね。
保育園や学校が遠いから送り迎えしなければいけませんし、制服とか買わなければいけないものも多い気がします。移住前の練馬区は手厚かったんですよ、ヘルパーさんとか。
東京で当たり前だったことが、当たり前じゃなかったんだと気づきました。
 
食事もだいぶ変わりました。
ご近所さんからいただいた野菜や畑でとれた野菜など、地元のお野菜が食べられるのがいいですね。
 
あと、田舎はおしゃれな服を買いにいくお店がないんですけど・・・おしゃれする必要もないのでたいした問題ではないです。笑

「田舎では原点にもどることができる」

田舎暮らし|移住者のリアルボイス|鈴木宏平|ポートレート

鈴木宏平さん
移住元→先

東京→岡山県西粟倉村

移住年月

2011年8月

移住したときの家族構成

宏平さん(27歳)、妻:菜々子さん(27歳)、長男:日向くん(6歳)、次男:朔くん(11ヶ月)

移住前のお仕事

デザイナー

移住後のお仕事

デザイナー(nottuo

田舎生活と都会生活で一番変わった部分は?

暮らす事ってけっこう大変なんだな、というのが実感できたことでしょうか。
 
例えば、マンションだったらエアコンや灯油で簡単にできていたことが、田舎だと薪に火をつけて・・・っていうところから始めなければいけませんし、コンビニでぱっと買えていた物が、こちらでは種まいて芽が出たら間引いて・・・てしないと食べられないですし。
 
でもそれは必ずしもネガティブな変化ではなくて、これまでお金にすり替えてきたものが本来の姿に戻っただけなので、そういう意味では、田舎では原点にもどることができると言えるのではないでしょうか。

「実は東京が特殊だったんだと気づきました」

田舎暮らし|移住者のリアルボイス|鈴木菜々子|ポートレート

鈴木菜々子さん
移住元→先

東京→岡山県西粟倉村

移住年月

2011年8月

移住したときの家族構成

菜々子さん(27歳)、夫:宏平さん(27歳)、長男:日向くん(6歳)、次男:朔くん(11ヶ月)

移住前のお仕事

主婦・パート

移住後のお仕事

染織家(ソメヤスズキ

田舎生活と都会生活で一番変わった部分は?

私にとって一番大きな変化といえば、東京の見え方が変わったことでしょうか。
東京に住んでいた頃は、まず都会があってそのまわりにちょっと田舎があると、本当にそう思っていたんです。笑
でも離れて見てみたら、実は東京が特殊だったんだ、逆だったんだ、って。
 
だってこの周辺なんて、山ばっかりですよ。笑

「田舎で生きていると、曜日感覚がなくなります」

田舎暮らし|移住者のリアルボイス|井筒家ポートレート

井筒耕平さん
移住元→先

東京→岡山県備前市→岡山県美作市→岡山県西粟倉村

移住した年月

2005年4月(岡山県備前市への移住)

移住したときの家族構成

独身(30歳)

移住前のお仕事

自然エネルギー関連会社員

移住後のお仕事

自然エネルギー関連会社員→起業(村楽エナジー株式会社

田舎生活と都会生活で一番変わった部分は?

とにかく作業が、特に屋外での作業が多くなりましたね。
仕事でも日常でも。
 
それと都会にいた頃は、外食とか飲み会とかでぜんぜんお金貯まらなかったのですが・・・こっちでは使うところがないので(笑)、お金の減るスピードが全然違います。
 
あと田舎で生きていると、曜日感覚がなくなりますね。笑

「田舎は日常がエンターテインメント」

井筒木綿子さん
移住元→先

神戸→岡山県備前市→岡山県美作市→岡山県西粟倉村

移住した年月

2008年12月(岡山県備前市への移住)

移住したときの家族構成

木綿子さん(24歳)、夫:耕平さん(33歳)

移住前のお仕事

会社員

移住後のお仕事

主婦、夫婦ユニットmenpei

田舎生活と都会生活で一番変わった部分は?

私の場合は、ファッションががらっと変わりました。
神戸にいた頃は、必ずタイツとスカートでローファー&ビビッドカラーの古着だったんですが、田舎に移住してからは、どんどんゆる~くなって。笑 素朴な素材、素朴な色を選ぶようになりました。
 
家族生活の変化としては、仕事であろうとプライベートであろうと、家族で動けるときは動けるようになったのがうれしいです!
夫が勤めているときは家族の時間は休日しかなかったので。
 
そうそうあと、いわゆるショッピングとかレジャーとか、お金で娯楽を買う事はなくなりました。だって日常がエンターテインメントだから。
でも・・・アマゾンでの買い物はめっちゃ増えましたけど。笑

 


 

さて、「移住者のリアルボイス」いかがでしたか?
 
お金の使い方の変化、遊びやファッションの変化、食の変化、そして体力や筋肉などのフィジカルな変化など、みなさんいろいろな変化を感じているようです。
そのなかでも印象的だったのは、ライフスタイルの変化を通じた「気付き」に言及している方が多いこと。そしてどの方も、それらの変化をポジティブにとらえていること。
 
都会と田舎ですから、あれもこれも違うのは当たり前。あとはそれが自分にとってポジティブな変化になるかどうか、それが一番重要なのかもしれません。
 
先達たちのリアルな声を聞いて、田舎暮らしへの思いが一層強くなってしまったら!田舎への入り口として私たちが提供している「山村シェアハウス」(岡山県美作市)、ぜひのぞいてみてください。
 
また、田舎の資源や技術などを掘り起こして販売している「民芸新時代の直販店」もぜひご覧ください!
 


能登 大次

山村クリエイティブディレクター 1974年生、仙台出身。2005年、妻とともにプロダクトデザイングループ「能登夫妻」を立ち上げ、企画から生産まですべて自分で行うセルフプロダクションのスタイルで活動。 2012年4月、中国山地の山村「梶並」へ電撃移住。美作市地域おこし協力隊の一員として農・林・移住促進事業・地域商品開発・地元高校の講師などなど東奔西走しながら、妻と小さな娘とおてんば犬との田舎暮らしを満喫中。 >この著者の記事一覧

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