築200年の古民家、屋根裏は四次元の収納力!|古民家再生DIY
築200年の古民家再生。
今回はついに、これまで見ないふりをしてきた「古民家の上の空間」にメスを入れます!
屋根裏に載っているミツマタを出したら、はいスッキリ!かと思っていたんですが・・・
どうもいつも想定が甘過ぎるようで。笑
あとからあとから、出てくる出てくる。
これもう、まるで四次元ポケットです。
そしてついに出て来た屋根裏スペース・・・こ、これは、、おしゃれ!!
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200年の堆積物
まずは2階から。
というか、こんなところにも2階があるなんて、今日の今日までしりませんでした。。
玄関の上にちょっとした2階があることは知っていたのですが。
もちろん階段などないので脚立を使って、いざ突入!
すると・・・
こんな感じの板がざっと100枚以上!!
どんだけの収納力・・・
さらに・・・
「塵も積もれば山となる」
って、こういうことなんですね~。笑
まあ・・・200年分ですから。
つまり・・・江戸時代から積もり続けたチリ&ホコリですから!!
恐るべし、年月の力・・・
ちなみにさっきの板は、屋根裏で蚕(かいこ)を飼うための板だそうで。
この辺の古いお家はどこも屋根裏で飼っていたそうです。
自宅でシルクを生産していたんですね。
いやほんとに昔の農家はマルチ事業者。
四次元の屋根裏
さて、いよいよ本番。
屋根裏のミツマタ倉庫に切り込みます!!
屋根裏から2階へ落とし・・・
2階から玄関へ落とし・・・
どど〜ん!!
ところが・・・
ようやくミツマタが終わったと思ったら、
今度は・・・・大量の稲藁!!
気合いで搬出したミツマタと稲藁に埋もれる改修仲間のドッヒー。
だがしかし!!これはまだ序章に過ぎませんでした。。
実はこちらが本丸!!
どどど〜ん!!
続いて出て来たのは・・・茅(カヤ)の束です。。
これだけ搬出したのにまだこのポテンシャル。笑
この茅、実は一束がものすごい重量。
それをどっかんどっかん玄関に落としては、
軽トラに積んで搬出!!
おお〜、だいぶ減ってきましたよ!!
そして遂に・・・・任務完了!!
ちなみに運び出した茅の総量は・・・・
なんと軽トラに山盛り16杯!!!
ドッヒーと高血圧の斉藤君に拍手!!
それにしても昔の村人たち・・・よくこれ全部屋根裏に上げましたね。。
きっと、茅葺き屋根の葺き替え用ですよね。
そう思うと貴重な資源なので焼いちゃうのはもったいないけど・・・
とはいえこのメガトン級の荷物の置き場はちょっと見当たらず。。
茅は肥やしとして第二の人生を・・・
畑の堆肥にすることにしました!
それなら無駄になるどころか、資源として大活躍です。
今年から導入した「茅カッター」でどんどん堆肥にしていきます!
即席、屋根裏カフェ
さて荷物をすべて搬出した屋根裏ですが、
ドッヒーが、古民家から出て来たアイテムをかき集めて
ささっとおしゃれ空間を演出してくれました。
フロンティアプレスの執筆者の一人でもあるユウマ君がコーヒーセットを取り出して、入れ立てのコーヒーをサーブ。
しかし、、床が適当な丸太なので油断すると1階まで落下するという(笑)とっても貴重なカフェ体験に、お手伝いに来てくれた女子大生たちも大満足のご様子でした。
というわけで、築200年の古民家再生。
一つ一つの仕事が超ヘビー級ですが・・・
こんな感じでちょいちょい楽しみながら、どんどん進めて行きます!
次は焼き杉を焼いて外壁作ります!お楽しみに!!