田舎の生活って実際どう?|田舎生活を始めた10人に聞く!(その2)


田舎の生活に憧れる若者が増えています。
でも、いわゆる「田舎暮らし」のイメージと、リアルな田舎の生活との間には、だいぶギャップがありそうですよね。
 
家族や友人と離れてしまうので寂しくなったり、必要なものがすぐに買えなかったり。。
大変なことがいっぱいありそうです。
 
そこで今回は、田舎生活を始めた若者10人にインタビュー。
田舎の生活って実際どうなのか、聞いてみました。
 
田舎への移住を検討している皆さん、
テレビや雑誌では教えてくれない田舎生活のリアルなところ、ぜひ参考にしてみてください。
 
というわけで移住者のリアルボイス、じっくりご覧ください!!

「人間らしくなりました。笑」

田舎暮らし|移住者のリアルボイス|福井夫妻ポートレート

photo: Mamoru Fukui
福井守さん、秋田(福井)友香さん
移住元→先

大阪府堺市→奈良県吉野郡東吉野村

移住した年月

2013年5月

移住したときの家族構成

守さん(28)、妻:友香さん(28)

移住前のお仕事

守さん:デザイナー、友香さん:服飾想創家(pssst,sir

移住後のお仕事

守さん:日常を彫刻したい人(mamorufukui.com)、友香さん:服飾想創家(pssst,sir

田舎の生活って実際どうですか?

(守さん)
ものを作る環境として、これ以上はないと思います。
広いスペースがあるし、喧噪から離れているので、自分と向き合う時間が増えましたし。
 
ただその分、他者とふれあう時間は減りました。
友香さんとしか喋らない日は多々ありますし、5人と喋れば今日は多い日だなって。笑
 
(友香さん)
でもその分メリハリができた気がします。
田舎にいるときは制作に集中して、そしてちょこちょこ大阪に出るのでそういうときに打ち合わせをしたり、営業活動をしたり、お店で買い物をしたり。
 
(守さん)
それから、三食しっかり作って食べるようになって、一日の楽しみの中のかなりのウェイトをご飯が占めるようになりました。笑
 
大阪にいた頃は、コンビニ弁当とか買ってましたから、それと比べると日々の生活はかなりちゃんとしています。
 
(友香さん)
人間らしくなりました。笑
 
朝、太陽が上ったら起きるし、夕方暗くなったらもう作業できないからゆっくりしよう、って。自然とそうなるんですよね。

「ご近所さんと家族みたいな感覚」

田舎暮らし|移住者のリアルボイス|菅野夫妻ポートレート

photo: Daimon Kanno
菅野大門さん、真理奈さん
移住元→先

大阪府堺市→奈良県吉野郡東吉野村

移住した年月

2013年12月

移住したときの家族構成

大門さん(30)、妻:真理奈さん(29)、息子:間太くん(6ヶ月)

移住前のお仕事

大門さん:プロダクトデザイナー(エーヨン)、真理奈さん:主婦

移住後のお仕事

大門さん:プロダクトデザイナー(エーヨン)、真理奈さん:主婦

田舎の生活って実際どうですか?

(大門さん)
文句なしに最高!
何ら不満はないです。
 
目の前に川が流れていて、景色もいいし。
 
犬を川原に放して自由にさせられるのもいいですね。
都会ではそんなの考えられないじゃないですか。

 
(真理奈さん)
あと、ご近所さんとの関わりができました。
野菜をもらえたり、子供をかわいがってもらえたり。
ご近所さんと家族みたいな感覚です。
 
外食をしないので、ちゃんとご飯を作って食べるようになったのもいいですね。
生活が規則正しくなりました。

「同じ労働をしていてもストレスが全然違う」

田舎暮らし|移住者のリアルボイス|赤星賢太郎ポートレート

赤星賢太郎さん
移住元→先

岡山市→岡山県美作市

移住年月

2012年5月

移住したときの家族構成

独身(24歳)

移住前のお仕事

ウェブデザイナー(東京でウェブプロダクション勤務)

移住後のお仕事

ウェブデザイナー(独立)、DTP、映像制作、美作市地域おこし協力隊

都会での生活・仕事に疲弊していたので、こちらに来てからは、ご近所さんに鹿肉をたらふく食べさせてもらい、草刈りの手伝いをし、新しい環境に身を置いて、かなりリフレッシュできました。
 
なによりも自分のペースで仕事ができるのがいいですね。
東京の会社にいたときは営業の人がとってくる仕事をしていましたが、こちらでフリーランスになってからは自己責任と引き換えに好きな仕事ができるようになりました。
 
コンクリートに囲まれるのと自然に囲まれるのでは、同じ労働をしていてもストレスが全然違います。

「慣れるまで大変でした」

田舎暮らし|移住者のリアルボイス|赤星信代ポートレート

赤星信代さん
移住元→先

東京都江東区→岡山県岡山市→岡山県美作市

移住年月

2013年8月(美作市への移住)

移住したときの家族構成

信代さん(31歳・上記賢太郎さんに嫁入り)

移住前のお仕事

カフェ店員

移住後のお仕事

主婦

今までの生活と180度違ったので、慣れるまで大変でした。
東京では便利なところに住んでいたから・・・こっちでは初めてのことばかりです。
 
まずきれいじゃない家に住むのが初めてで。笑
住み始めてすぐに全身ダニにさされちゃって。
引っ越し直後は一日中掃除してました。
 
でも、移住するときに友達にものすごく心配されたんですけど、そこまで大変ではなかったかな。
夫が岡山市内に出る度に乗せてもらって一緒に出るので、頻繁に友達には会えるし、近くに姉もいるし、夫もいるし。
 
大分慣れて来たんですけど、まだ虫は・・・

「自分が役に立てる部分がいっぱいある」

田舎暮らし|移住者のリアルボイス|大熊ポートレート

大熊啓朗さん
移住元→先

神奈川県川崎市→岡山県美作市

移住年月

2014年4月

移住したときの家族構成

独身(23歳)

移住前のお仕事

PC販売店店員

移住後のお仕事

農作業補助など

田舎の生活って実際どうですか?

おじいちゃんが農家なので、ある程度は予想していたんですけど、ここまで田舎じゃなかったですね。笑
本当になんにもないですから。
コンビニもないし。駅からすごい遠いし。。
 
でも自分が役に立てる部分がいっぱいあるので楽しいです。
 
花農家さんのお手伝いに行っているのですが、お花の方が忙しすぎて自給用の米に回す労力がないので、そこを僕が補ったり。
基本的に人手が足りていないから、必要とされている、という感覚があります。

「仲間と気が合うことが大事」

田舎暮らし|移住者のリアルボイス|川野茜ポートレート

川野茜さん
移住元→先

東京都北区→熊本県宇城市→福岡県糸島市

移住年月

2013年2月(熊本)、2013年6月(福岡)

移住したときの家族構成

独身(26歳)

移住前のお仕事

飲食店勤務

移住後のお仕事

在宅事務、酒蔵勤務

田舎の生活って実際どうですか?

最高です!
最初に移住したサイハテ(熊本県宇城市)は、移住者中心のファミリーみたいなコミュニティで、いつも仲間がいたから、情報に困ることもありませんでした。
 
いま住んでいるところ(福岡県糸島市)もシェアハウスなので、7人分の人のつながりがあります。
 
とにかく仲間と気が合うこと、暮らしの中で大切にしていることが共通していることが大事だと思います。

「都会との差を感じる瞬間がいい」

田舎暮らし|移住者のリアルボイス|坂本ポートレート

坂本大祐さん
移住元→先

和歌山県和歌山市→奈良県吉野郡東吉野村

移住年月

2006年春

移住したときの家族構成

独身(31歳)

移住前のお仕事

デザイナー(フリーランス)

移住後のお仕事

デザイナー(フリーランス)

田舎の生活って実際どうですか?

いいですね。
朝起きたときとか、仕事から帰って来て車から降りたときとか、都会との差を感じる瞬間が、いまだにいいなあと思います。
 
車から降りてぱっと見上げた星空なんか最高です。
 
やっぱりこの環境のよさはなにものにも代え難いですよね。

「お風呂にカエルがいるとか、びっくりしますよね。笑」

“移住者のリアルボイス|小野留理花ポートレート"

小野留理花さん
移住元→先

東京都豊島区→岡山県美作市

移住した年月

2013年9月

移住したときの家族構成

独身(26歳)

移住前のお仕事

ホテルサービススタッフ、塾講師

移住後のお仕事

学童保育のお手伝いなどのアルバイト

田舎の生活って実際どうですか?

最近はちょっと大変かな。。
 
移住して来た頃は、食べ物ももらえるので買わずに生活できることに感動していたんですけど、最近はそれが日常になってきてしまって、必要なものを買いに行くのに車で片道40分、って思うと腰が重いです。笑
 
虫が多いし。
お風呂にカエルがいるとか、びっくりしますよね。笑
冬は寒すぎて死にそうだし。。
 
でも・・・全体的には、いいです!
春は、山の緑、鯉のぼり、天の川、シカの声、いろいろ感動しました。
 
実家(茨城県)は田んぼに囲まれていたので、カエルの声が聞こえると気持ちが落ち着きます。

 


 

さて、「移住者のリアルボイス」いかがでしたか?
 
カエルやダニなど、けっこうびっくりする話しもありましたが(笑)、全体的にはみなさん田舎の生活にだいぶ癒されているご様子。
不便だったり慣れないこともいろいろあるけど、やっぱり田舎にはそれを超えるような代え難い価値がありそうです。
 
田舎への入り口として私たちが提供している「山村シェアハウス(岡山県美作市)」のウェブサイトも、ぜひのぞいてみてください。
 
また、田舎の資源や技術などを掘り起こして販売している「民芸新時代の直販店」もぜひご覧ください!
 


能登 大次

山村クリエイティブディレクター 1974年生、仙台出身。2005年、妻とともにプロダクトデザイングループ「能登夫妻」を立ち上げ、企画から生産まですべて自分で行うセルフプロダクションのスタイルで活動。 2012年4月、中国山地の山村「梶並」へ電撃移住。美作市地域おこし協力隊の一員として農・林・移住促進事業・地域商品開発・地元高校の講師などなど東奔西走しながら、妻と小さな娘とおてんば犬との田舎暮らしを満喫中。 >この著者の記事一覧

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